デジタル化の壁、社内制度の再評価

読み書きソロバンの時代は終わり、業務のデジタル化が進んでいくのだろうが、社内の限られたりソース・ノウハウ・知見だけでは、キャンペーンの運用すらできない状態にある。
業務のデジタル化に、組織内の各部署が付いて行けなくなっているからだ。プロモーション・キャンペーンの企画(販売促進)を例にとる。 社内にはたくさんのアイデアがあり、声がある。 今後に向けた新たな取り組みも検討されている。しかし、キャンペーンの企画・導入・運営・障害対応の各ステージでは、社内で要請すべきサポートの種類が異なってくることに注意が必要だ。
キャンペーンの企画・導入のフェーズでは、事業の方向性を調査・立案するフェーズを経て、各種キャンペーンを展開する。必要なリソース(ヒト・モノ・カネ・システム)を総合的に洗い出し、アクションアイテムが洗いだされ、タイムラインを引かれ、部署間での情報伝達・懸念事項のリアリングも実行される。各部門のリーダーには、自分の部署の部分最適ではなく、会社の方向性の理解・部署内での啓蒙といった全体最適なロールが期待される。
キャンペーン導入後の運営フェーズにおいては、社内外からの問い合わせや障害対応も仕事量(ワークロード)として見積もる必要がある。複数の部署からの知見・インプットを得る必要もある。ある程度の規模以上の組織で事業展開している企業では、各種業務システムが複雑に絡みあっているため、キャンペーンの障害対応や原因究明に当たる場合、各部署に散らばるベテラン社員が対応に追われることになる。営業、コールセンター、情シスなどの各部署にとっては、自分たちの本業(務)に集中できないので、キャンペーン対応を重荷として感じることもある。各部署にとって、予定外のこうしたタスクは、人的リソースの浪費であり、定時に会社を出られない要因にもなりうる(人事部や労務管理の担当者は、これに反応してくるだろう)。
米コーヒーチェーン大手のstarb@cksは、オムニチャネルへの移行(ネット販売)で困難に直面しているようだ。デジタル化の取り組みの中で、現場スタッフに負荷がかかり、これまでのサービスレベル(+提供スピード、生産性etc)が著しく低下したとの報道もある。多くの会社で見受けられる現象だと思うが、会員キャンペーン、ポイントキャンペーン、ウェブ・モバイルからの注文など、オンラインチャネルからの集客導線を活かす社内体制の整備(人事評価、要員計画etc)には時間がかかる。
プロモーション・キャンペーンの目的は、利用促進(利用額や利用頻度の向上)だ。導入後のキャンペーン運営のありかたが、プロモーション・キャンペーンの成功に寄与する要因としてあげられる。業務のデジタル化に、組織内の各部署が付いてきているか?業績指標と整合性はとれているか?事業の方向性にあわせ、これまで活躍してきた社内の諸制度も、再評価する必要がある。

 

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機関投資家向けの債権商品

投資適格社債、貸出債権など、国債や社債よりも利回りが高い債権商品の記事が増えてきている。。。低金利の中、高い利回りを求める機関投資家からの需要もあるようだ。

 

(2017/11/6)三井住友信託、機関投資家向けCLO商品(下記用語参照)の開発・販売を強化。米投資銀行(グリーンズレッジ・ホールディングス)に20%出資する。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO23124440V01C17A1NN1000/
(2017/010/31)東京海上日動は年度下期に外国債券を700億円程度積み増す。主な対象は米国の投資適格社債。
http://jp.reuters.com/article/tokyo-marine-idJPKBN1D0193
(2017/08/30) ゆうちょ銀(運用部門)でも、ローン担保証券(CLO)の買い増しを検討している。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-30/OVG5LA6KLVR901
(2017/3/30) 三井住友銀、生損保や年金基金向けに、ローン担保証券をリリース。
複数企業への貸出債権を裏付けとしたローン担保証券(CLO)をつくった。通常の融資や社債よりリスクが高い分、利ざやも厚いのが特徴で、生損保や年金基金などに売り込む。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS19H2J_Q7A330C1EE9000/
【用語】ローン担保証券(Collateralized Loan Obligation)。金融機関が事業会社などに対して貸し出しているローンを証券化したもので、ローンの元利金が担保(by 野村證券)。
https://www.nomura.co.jp/terms/english/c/clo.html

 

業界の枠を超え、変革をドライブしていくのは誰か?

デジタル決済や流通といったモノ・カネの動きを担う業界は、産業全般の稼働状況や消費者動向を把握できるのだろう。すくなくとも、リソースが有れば、自社データを活用し、産業動向の調査はできる。自社の事業領域で蓄積された情報資産を有効に活用できれば、これまでの事業ポートフォリオの見直し(リ・デザイン)のきっかけになるかもしれない。

残念ながら現在のところ、産業全般にそれぞれの業界内で蓄積されたデータは、異業種間での化学反応を起こすきっかけをつかみきれていない。

企業や業界の枠を超え、変革をドライブしていくのは誰か?投資ファンドか?広告代理店か?コンサルによるデジタル系企業の買収が目立つ今、新しいデジタル系の産業クラスターが形成されている気がする。。。

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時代が変化するとき、自分は変われるのだろうか。。。

最近読んだ本を紹介します。『漂流』(角幡唯介著)という本で、時代が変化するとき自分は変われるのだろうか、、、と考えさせられる本でした。
~~~概要~~~
グアムやパラオといったエリアの海域でマグロ漁に大成功していた人々(沖縄の離島)の物語。20世紀後半の日本では、マグロ市場では鮮度が求め始めた時代で、漁師や船主に選ばれる船のタイプも、大型船から最新の冷凍設備のある小型漁船に変化した。 造船メーカーが水産会社から受ける注文の多くも、冷凍設備のある小型漁船にシフトしており、『遠洋漁業で使われていた大きめの船舶』は、中古販売価格が値崩れを起こしていた。
沖縄の離島、漁村で代々マグロ漁を営んでいた人々の中には、スキルやマインドセットの違いから、陸での仕事(就職や転職)に抵抗を感じていたひとも少なくなかった。進路の選択肢は限られており、ずっと漁師で生きていくしかないと退路を断っていたともいえる。この物語の主人公もそのひとりで、漁師として育ち、グアムやパラオといった海域で生きてきた。主人公は、当時市場で安く手に入った『遠洋漁業で使われていた大きめの船舶』を購入し、自分の海域に出て漁をしていた。燃料が高騰し、マグロの市場価格も下がり始めていた時代だった。
主人公の生きた時代、無線機の故障や整備不良であっても、さびだらけの船で、グアムやパラオといった海域で仕事をしていた。
主人公の生きた時代、その漁村では、教員などを除けば、親・兄弟・友人など村の男は全員が漁師だった。
主人公の生きた時代、船の浸水、沈没、漂流、行方不明となって消えた親・兄弟・友人もまた、日常の光景であった。
ある嵐の日、船の機関室に海水が浸水し、沈没。 救命筏で一ヶ月以上、漂流した。
マグロ漁で利益が出なくなった時、主人公(漁師)には、設備の近代化や職業訓練(セカンドキャリア)という選択肢もあったようだ。過去の成功体験や漁師としての死生観が、自己変革・進路変更を邪魔したのだろうか。 ノンフィクションであるこの物語の著者は、真相解明に各地を飛び回った。
https://www.amazon.co.jp/%E6%BC%82%E6%B5%81-%E8%A7%92%E5%B9%A1-%E5%94%AF%E4%BB%8B/dp/4103502312

 

ヒマラヤ・トレッキング(Annapurna base campの朝)

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[Day 0] Landed at Kathmandu Airport and stayed there (as Day 0)
[Day 1] Kathmandu~(by car)~Nayapul ~Birethanti~Hille
[Day 2] Hille ~ Ghorepani (2880 m)
[Day 3] Ghorepani ~ Tadapani (2600m) ~ Chuille (2245m)
[Day 4 ] Chuille ~ Chomrong ~ Sinuwa (2340m)
[Day 5] Sinuwa ~ Duerali
[Day 6] Duerali ~ Annuapurna Base Camp
[Day 7] Annuapurna Base Camp ~ Sinuwa
[Day 8] Sinuwa ~ Landruk
[Day 9] (spent two nights in Landruk)
[Day 10] Landruk ~ Pokhara (am)
[Day 10] Fly back to Kathmandu from Pokhara (at noon)

はじめてのネパール カトマンズ (as of Sep 2017)

以下、カトマンズの風景(観察日記)です。
※都心部と山岳地区のギャップが激しいという点で、注意がひつようです。山岳地帯は、ヒマラヤ・トレッキングを楽しむ外国人が多いため、山岳リゾート風になっており、表記はすべて英語、水も売っていますし、空気もきれいで、食事もチャーハンなど普通にあります。
【タクシー】乗る前に運転手と値段交渉する習慣があるようです。交渉という行為に費やす時間(私の場合、10秒程度)が、社交や挨拶の時間だと解釈し、タクシーに乗る前は毎回この流れで乗車しました。
自分:『XXXホテルまで、300ルピーでいいよね?』
運転手:『いや。。。そこは遠いから、10キロくらいあるよ。。。』
自分:『じゃあ、400ルピーでどう?』
運転手:『ダメダメ。。。』
自分:『(無言でバイバイのジェスチャー&去ろうとする演技)』
運転手:『わかった、わかった、特別に400だ、まったくもう、しょうがねえな。。。』
【道路・歩道】 『日本のように舗装されていない』と聞いていたが、私の目で観察した風景を、言葉で表現すると、『ビルの解体工事現場の風景の中を、バスやトラックが砂ぼこりを上げながら前進する通り道』となる。道路と歩道の境界線は、なんとなくあるが、、、『歩道』が『歩く道』として機能しておらず、砂を固めたような立方体がポコッと置き去りにされていたり、アスファルトが掘り返され地面下の地質がむき出しになった砂色の凸凹の細長い部分が、道路と道路でない部分の境界線となっている。
【食事】チキン・カレーやフライド・ライス、熱い紅茶は、フツウにおいしく出てくるので、毎日食べていた。自国風味にアレンジしているのだろうが、カツ丼、パスタ、ピザなど、何度も裏切られた。。。その国の得意な料理以外は期待してはいけない。外国人向けスーパーで見つけた日清カップヌードルは、現地向け商品で、マサラ味というラベルされていたが、ふつうにおいしい(うれしさのあまり、6つも購入)。
【水】薄い茶色、、、、なので、シャワーするのが精一杯。歯磨きや洗顔、シャワーの後は、ホテル備え付けのボトル・ウォータで、口をゆすいだ。
【電気】ホテルの部屋の電気・室内灯・冷蔵庫・エアコンはフツウに作動した。
【自動車】SUZUKIだとおもうが、カトマンズで見かけたタクシー全部が、軽自動車だったように記憶している。
【トラック】 昔は独のトラクター会社との合弁だったのだろうか(謎)、『Eicher』(インド系の会社だそう)という貨物運搬用のトラックがたくさん走っていた。朝六時前後に、カトマンズ近郊の峠道でたくさん見かけた。馬力が無いのか、エンジンが古いのか、積み過ぎなのか、登りはかなり遅く、唸るエンジン音が印象的だった。
【バス】Tata(インド系の会社)がメインで、大きさは、日本の観光のバスとマイクロバスの真ん中くらい。
【その他】 ふつうに野良犬が、歩いている・寝てる。(狂犬病ワクチンを日本の医者から勧められた理由が、やっとわかりました 汗。。)
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山岳地帯からポカラ空港まで(帰路)は、4WDジープをチャーターした(2.5hrs)