『未来の風景を描くチカラ(アート)』

ビジネスを取り巻く環境はダイナミックに進化を続けており、私たちが目にする製品やサービスの多くは、すでにコモディティ化しているといえる。コモディティ化の先にある景色として、安売り案件の増加による現場の疲弊があげられる。機能面以外で差別化する視点をもち、Customer Experienceをredesignする企業も多い。
見込み客から新規顧客、既存顧客や優良顧客など、アカウント・ライフサイクル全般のエンゲージメント施策においても、オムニチャネル化は進んでいる(データ統合、データオペレーション)。一方で、今日のジョブマーケットでは、データ・エンジニアやデータやサイエンティストが不足しており、人材の発掘や採用・リテンションが非常に難しくなってきていると聞く。自社養成もノウハウもないため、中長期のビジネス・プランなどほとんど不可能だろう。
事業会社の最前線の現場ではいったい何が起こっているのだろうか。 企業規模の大小を問わず、同じ悩みを抱えているような気がしてならない。
事業環境の多面的な評価(筆者の仮説)
●一部のベテラン社員がオペレーションを回しているため、頼られるベテランは疲弊
●ハイブリッド・マルチ・クラウドな環境で、情報インフラの運用担当は疲弊(離職)
●業務が複雑すぎるため、ノウハウの蓄積が困難(再現性が低く、引継ぎができない)
●日々のトラブルシューティングで疲弊し、現場が顧客視点を失っている
●必要とする専門家(社内に無いスキル)は明確だが、彼らの市場価値が高すぎて支払えない。
●主体的な学び(キャリアゴールに向けたスキルアップ等)を評価するシステムがない
いつの時代も、環境の変化は、私たちの心の準備を待ってくれることはない。時代のキーワードを眺めながら、次の十年を考えてみる。事業のライフサイクルを見つめ直したとき、時代のキーワードとの親和性を見出せるだろうか。。。
時代のキーワードから、未来の風景を描くチカラ(アート)
●ワイヤレス通信(ミリ・セカンド)
●バッテリー
●センサー(リアルタイム性)
●コンピューテーション(Edge / cloud / blockchain)
●サーバー・セキュリティ
●オムニチャネルEC
●データ・オペレーション(構成管理)
●データ・サイエンス(粒度の細かいデータ・主成分分析)
●Data Operation(Data Dictionary / ER diagram)
変化が激しい時代。これまでのケーススタディが通用しない時代。今日のビジネスパーソンに求められているスキルは、『未来の風景を描くチカラ(アート)』であると強く感じる。大人から子供、公務員から会社員、新入社員からベテラン、ITリテラシーの違い、といった社会を構成する幅広い層のオーディエンスに、ヴィジョンを効果的に伝え、新しいライフスタイルを提案していく必要があるからだ。